大好きなみゆきさんへ(星空姉妹)

大好きな人から頂いた愛を倍にして心を込めて贈り物をする日…ホワイトデーに贈り物をプレゼントをするため、慣れた手つきでお菓子作りをしております。


姉さんから頂いたチョコレートは、お母さんと悪戦苦闘して焼いていたチョコバウンドケーキで、ほろ苦くてビターな味が癖になる美味しいプレゼントでした♪
形と見栄えはちょっと悪いけど、れいかへの愛と元気と真心をぎゅっと込めた自信作なんだよ///…でも、でも…美味しくなかったらポイしてくれてもいいからね。

渡してくれた時の恥ずかしがるみゆき姉さんがとても可愛いと思い出していて、クスクスッと笑がこぼれてしまった。


れ〜いか♪何作ってるの〜?
わたしの腰に腕を回して肩にぽふっと顎を置いた姉さんがわたしの手元を覗き込んできました。
皆さんへのバレンタインのお返しに、シュークリームを作ってるんですよ。
わぁああ!さすがれいかだ〜すごく生地がふっくらに焼けてて美味しそうだね。
実は何度か失敗しているので、ようやくうまく出来たんですよね…
それでもキッチンを殆ど汚さずに作ってるんだもん、ほんとにすごいよねぇ。

たくさん褒めながらわたしの首元に頭をスリスリと擦り寄せる姉さんに、嬉しさが込み上げて目頭がうるうるっとしてきました。

姉さん///くすぐったいです…はぅ…
また泣きそうになってる、ほらほら〜よちよちれいかちゃん、スマイルスマイルですよ〜
子供じゃないんですからあやさなくてもいいですから///


姉さんは完成したシュークリームを一つ味わうと、チアリーディング部のメンバーと遊ぶ約束をしているみたいで、出かけて行きました。


それではわたしも少しだけ行ってきます。


本棚から出た場所は、青木姉妹の妹さんのお部屋だった。
あら?みゆきさんはいらっしゃらないのでしょうか?
その場に正座して、部屋の住人をしばらく待つこと十分後…


はぁー…お姉ちゃんは茶道の習い事の時は厳しくて毎回ほんと別人みたいだよ…

がらがら…

みゆきさんがポツポツと独り言を呟きながら、お部屋に入って来られました。


ん??って、れいかちゃん?!何でわたしの部屋にいるの?ビックリしたよ〜
こんにちは、先日はチョコレートマフィンをどうもありがとうございました、本日はその御礼に参りました。
マフィン食べてくれたんだね///ありがとう、嬉しいな♪
えっとですね、ちょっぴり生焼けだったので、焼き直したら美味しく頂けました。
うぐっ生焼けだったの…(ガタガタブルブル)そ、そっかぁ…お手数をかけちゃってゴメンね!(どうしよう…他のれいかちゃん達は大丈夫かなぁ…? お腹壊してないといいけど)

これ、ホワイトデーのプレゼントなのですが、受け取って頂けますか?
いいの?わぁい♡れいかちゃんからプレゼント貰えてウルトラハッピー!


飛び跳ねて喜ぶ姉さんよりも少し幼いみゆきさんを見ると、自身の心も喜びに満ち溢れていました。