スマイルお泊まり(前編)

本日はれいかちゃんのお家でお泊まり会をしようという事で、只今玄関前で待ち合わせをしております。
今の所、わたし、あかねちゃん、やよいちゃんが到着しています。


れいかの家はいつ来ても思うんやけどメチャ邸宅って感じやな…
敷居が高い感じがするよね、みゆきちゃんのお家も庭が広くて豪邸だよね…
そうなのかなぁ?れいかちゃんとわたしでは比べものになんてならないよ…
いや、あんたもかなりお嬢様やから、な、やよい。
そうそう、二人共お上品だし、スイカとか普通の子は大方スプーンを使わないで豪快に食べるし、なにより王子様とシンデレラに選ばれたのだってきっとそういう経緯があったんだと思うんだよ。
うちとなおはネズミと馬役やで…ホンマになめとんのか!!って文句を言って…
あかねさん、もう少し声のトーンを落として頂けないでしょうか?

玄関の扉をガラリと開いて、わたしのお嫁さんは苦笑いで出てきました。

あはは、すまんれいかって…なんや!?
れいかちゃんれいかちゃん♪ハグッ!
わっ、ととっ、みゆき…急に飛び出して抱きつくと危ないわよ。
うふふ、だってれいかちゃんにギュッと抱きつきたかったんだもん♡
相変わらず可愛いですねぇ、わたしのお嫁さんは♡

れいかちゃんに抱きついて顔を擦り寄せて甘えていると、わたしの背中にもう一人くっ付いてきました。
お待たせみゆき♡今日はたくさんラブラブチュッチュッしようね!
なおはまだ性懲りも無くわたしのみゆきにちょっかいを出そうとしているのかしら?
いつれいかのみゆきになったんだっけ?
みゆきがこの町に帰ってきてからほんの少しあとよ。
え〜全然知らなかったなぁ…ねぇねぇみゆき、今晩は久しぶりに一緒の布団で寝よう♡約束だよ。
なおちゃん、久しぶりもなにも、わたしなおちゃんと一緒の布団で寝たこと無いよね…?
あなたは廊下にでも雑魚寝でもしてなさい!それが一番お似合いよ。
目の前にいるわたしに話していると思い、少しショックで肩を落として言葉を返しました。

え…廊下に雑魚寝…せめてさ、布団敷いてミィちゃんと一緒に寝てもいいかなぁ…?
え…ちち違うのよ、みゆきに言ったのではなくて、わたしはなおに言ったのであって…あわわわ、みゆき。
可哀想なみゆき…あたしが一緒に廊下で寝てあげるから、心配ないよ。
心配大アリですから!!

もしも〜し、あんまり大声だすんはあかんのやなかった?

はっ…そうでした、それでは皆さんそろそろお家に御案内します。