お母さんにはバレてました(前編)

休日にお母さんと一緒にショッピングビルへとお買い物に行ってきました。


えっと、次はどこのお店に入る?
そうねぇ、みゆきが行きたいお店に行きましょ。
じゃあじゃあ、本屋さんに☆
うーん、本屋さんは後にしない?
どうして?行きたいお店に行ってもいいんだよね?
みゆきは確実に絵本を買うでしょ、そうすると荷物になってしまうからね。
あ、そっかぁ…それじゃあ、あのお店に行ってもいい?

わたしは真っ直ぐ先に見えるアクセサリーショップを指さして聞いてみました。

みゆきもそういう年頃になってきたのね、いいわ、行きましょう。
うん♪


お店に入ると、ガラスのショーケースや壁に掛けられたネックレスやピアスなどがオシャレに飾ってあり、中学生のわたし一人では普段入りにくい雰囲気のお店だった為、お母さんと一緒だから今日は安心して店内を見て廻ることができます。

わぁあっ…すごく綺麗な髪留めがある…(深いブルーにキラキラとしたピンクの星屑が散りばめられていて、まるで…れいかちゃんの中にわたしが漂って浮かんでいるような…)
髪留めの不思議なパワーに引きつけられるように、しばらくそのショーケースを見つめてしまいました。

みゆき?その髪留めが気に入ったの?