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お姉さん代わりになれるかな?(後編)

このままこのお嬢さんが目覚めるまで、二人で傍にいてあげよっか。
では、眠気覚ましに熱いコーヒーでもいかがでしょうか?
そうだなぁ…コーヒーは後でお願いするよ、今はここにいて欲しいな。
再び顔を寄せて柔らかく甘いひと時を堪能できるこの時間はわたしだけの特権です。

眠くなったらキスのおねだりで起こしてあげる♪


テレビを付けると冬季オリンピックの閉会式が映っていました。
確か、れいかはビューティに変身した時にはスケートで滑ってたよね。
ふふっ、ビューティだったらオリンピックでメダルが取れたかもしれないわよ。
あー、そうかもしれない!勿体無いなぁ、今ごろあの中に混じっていたかもしれないのになぁ。
ビューティの姿では世の中に堂々と出られないでしょう、それに捕まえられてどうにかされてしまうわ。
そんなのやだよ〜わたしのれいかちゃんだもん!誰にも渡さないもん。
ずっと捕まえていてください。
もちろん。

絡めた指の指輪が私たちを繋げる印と主張するように輝いています。


もう片一方の手で眠り姫の髪を撫でてあげるみゆきは、今だけお姉さん代わりをしてあげてるんだろうなって微笑ましく思った。

れいかもお姉さん代わりをどうぞ。
はい、喜んでお受けするわ。


その時ソファーの背後に位置している本棚から眩しい光が溢れてきました。

おっ♪れいか、眠り姫の王子様がようやくお迎えに来たみたいだね。


眠り姫と桃色の王子様がその後、一悶着あったのは言うまでもないです…