愛する者に捧ぐ心と

家族の借金を返す為にわたしは夜の仕事を始めました。
お客様にお酒を作り楽しく会話を交わす、華やかに淑やかに、そして大好きな彼女に習った笑顔を振りまいて、そんなわたしに貢ぐオトナを悪戯に振り回してサヨウナラ…


最近一緒に過ごす時間が減ってしまい、不安な昼夜を過ごす日々…
最近夜のアルバイトをこなしているらしいお仕事帰りのれいかちゃんをつかまえて、24時間営業のファーストフードに入るとコーヒーとポテトを頼んで席に着いた。

最後に会ったのは二週間も前で、華やかに綺麗になっていく彼女に問いただすことも出来ずにただ隣で寄り添うだけ…
わたしはあなたの力にはなれないのかな…?


みゆきさん、今晩はずっと傍にいてくれますか?


わたしは美しく咲く青い薔薇のような貴女の棘に刺されて、紅い血を流し、それを糧にすべてを捧ぐように甘酸っぱい蜜を絡めて愛の言葉を紡ぎ合う…


感じる躰は貴女の吐息だけでも痺れてしまうから、快楽と愛の営みをもっともっとと欲して逝く先は天国だろうか。


あなたの力になれるのならば、それがわたしのウルトラハッピーだから…


おしまい