恋人の可愛いおねだり攻撃

見ててください!わたしがミィちゃんをすぐにキャッチしてゲットしてみせますからね。
れいかちゃんは飼い猫の愛娘猫似のぬいぐるみに夢中になっている為、そばで気持ち良さそうに寝ている歌の妖精さんには全く気が付いていない様子である。


れいかちゃんあのね…わたし、あの白い猫のぬいぐるみが欲しいの///れいかちゃんお願いっ♡
わたしはれいかちゃんの腕を控え目に掴んでからゆるゆると揺すって、精一杯おねだりする作戦に出ます。

みゆき///かわいいです〜
上目遣いで瞳をうるうるさせたらきっとイチコロなはずが…(何故だろう…一瞬やよいちゃんを思い出したよ)
白い猫ちゃんはあとで取ってあげるから、ちょっとだけ待っててくださいね♡


残念ながらミィちゃん似のぬいぐるみの方が優先順位が高いらしく、わたしはちょっと寂しくなってしまいました。

ふんっ、もういいもん…
どうして直ぐに拗ねてしまうのですか?
恋人がおねだりしてるんだから優先してくれたっていいじゃない…だからもういいもん!
え、優先ですか?!そんな、全く優先順位など考えてなかったわ…


ガーンとした顔で落ち込むれいかちゃんを無視して、わたしはそっぽ向いて、両替機にスタスタと歩き始めました。


お財布の中身は……千円一枚かぁ…どうしよう。
(確かあの機械百円で一ゲームしかできなかったよね、もしも10回で取れない時は…無理矢理起こして自力で逃げ出してもらうしかないかもしれない)

わたしが千円を百円玉に両替していると、後ろにれいかちゃんが並びました。
千円札を入れる入り口が無かったので…お恥ずかしいです。
あはは…初めて来たんだから知らなくて当然だよ、気にしないでね。
はい、では両替しますね。

ねぇねぇ、れいかちゃんは残りいくら持ってるの?
この千円一枚で本日の所持金は無くなりますよ。
そっかぁ…ありがとう。


二人合わせて二千円…ハミィは助けてられるのだろうか…不安だよぉ