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ワンにゃんパニック①(後編)

れいかにゃんハグハグ♡
みゆきさん…恥ずかしいです///にゃ〜ん
わたしの体は正直になっているみたいで、みゆきさんにスリスリ擦り寄りながら抱きつきました。
この姿になっている間はみゆきさんに堂々と甘えることができるので嬉しいのですが、まだ慣れないこともあり大変お恥ずかしいです。

いいないいなぁ、六花もれいかちゃんみたいに甘えてもいいんだよ!おいで♡
いいわよ…別に今は甘えたい気分じゃないし…
ほら!遠慮しないの♡よしよ〜し良い子だね〜(ぎゅっスリスリ)
マナが甘えたいだけじゃないの…まあいいんだけどね、わん(しっぽふりふり)


そうあの日何が起こったのかを思い出すと…

生徒会の合同会議が終了後、ぞろぞろと他校の役員達が帰宅して行く中で、私達プリキュアの面子は最後まで残り後片付けをしていました。

後片付けまで手伝って頂き、ありがとうございます。
いいのいいの、こういうのはマナが放っておかないタイプだから気にしないでもいいからね。
はい、お言葉に甘えさせてもらっています。

マナとみゆきちゃんは他校の役員達を見送りに出払ってしまっているため、今はあたしとれいかちゃんだけで資料を片付けていました。


(あら?この絵本は一体誰のかしら?)

ねぇ、れいかちゃんちょっといいかな?
はい、どうかされましたか?
ここに誰かの忘れ物があるみたいなんだけど…絵本みたいな分厚い本かな。
えーっと…?!この本はどこか見覚えがありますね…
中身はどんな感じなのかしら?
あっ、六花さん!むやみに触ってはいけませ…
えっ…!?な、なになに、何か本から光が??!きゃー!!!


その本に触れて中を確認しようと開いた瞬間、あたしとれいかちゃんは目も眩むような眩しい光を浴びてしまいました。

何よ今の眩しい光は…もう、意味がわからないから。あれ…手が…?
絵本を持つ手に違和感をおぼえて、本を机に置いたところ…

えぇええーーー!?何で手が犬みたいになってるのよー!れいかちゃん…その姿は…
え…きゃっ、頭に耳が生えていますね…手が猫ちゃんみたいな感じで、しっぽもあります。
ちょっとれいかちゃん、なんでそんなに冷静で自己観察できるの?!
プリキュアになってから、世の中には色々な不思議な事が起こると散々この一年間体験して来ましたので、慣れてしまったみたいです…にゃ〜
にゃ〜ってれいかちゃんが猫みたいな語尾に…わん
六花さんも立派な犬のような語尾になっていますね♪可愛らしいですにゃ
ヤダ…なんでなの、意味が全くわからないから…わぉーん


その時、生徒会室の扉が開き、入ってきた人物達の喜びに溢れた満面の笑みは今でも脳裏に焼き付いて、忘れられません。

一応人間の姿には戻れることは戻れるのですが、いつ何時に犬猫に戻るのか予想ができないのが現状であります…

あたしとれいかちゃんは元の体の状態に戻る日はやってくるのかは、またこれからのお話で…


ひとまず今回はおしまいです、わん