青木姉妹たちの夜(15)

わたしとなおが再びバチバチと睨み合っている姿を不安そうな顔でみゆきは見ていました。

喧嘩するほど仲良しさんだね…いいなぁ。
ごほん、まあここはみゆきに免じて写メは消去してさしあげてもよろしいですよ。
あたしは消さないよー
なんですって!?あなたという人はどうして昔からそういう意地悪を…(延々…
雪山まで来て説教を延々としないといけないとは…幼馴染には苦労します。


お姉ちゃん、そろそろ遊びに行かないと日がくれちゃうよ〜
わかりました♡そういえば、やよいさんのお姿が見当たらないのですが…どうかしましたか?
やよいちゃんは子供が作った雪だるまにぶつかって雪をかぶっちゃったから休憩所に暖まりに行ってるよ。
雪だるまにぶつかるってソリで突進したの?
ううん、ソリで二回くらい降りてから、子供が数人でロボッターゴッコをしてるのを見つけて、一緒に遊んでたらぶつかってたの。
なるほど、やよいさんの夢中になっている姿が浮かびますね。

やよいさんの走り回る姿を想像している間に、すかさずなおがみゆきの腕に縋りついていました。

みゆき、あ〜そぼっ♡
なおちゃんゴメンね…わたし、お姉ちゃんと遊びたいから…
みゆきは怒られたワンちゃんみたいにシュンとした顔でお断りの言葉を告げると、なおは精一杯強がりながら大丈夫大丈夫!と返事をしていました。

(なおの顔は笑っておりますが、心は涙の川で溺れていそうなのが伝わってきます)元気出してくださいと頭の中で呟きました。


続くでおじゃる〜
お、お姉ちゃん!?