大きなケーキより大好きな君へ

なおちゃんあのね♪
うん、どうしたの?
この前行ったケーキ屋さんのケーキがすっごく大きくてね、それからねそれから〜
大きなケーキかぁ、それはいいなぁ。
そのケーキを見た時なおちゃんを思い出したんだ。
笑顔で話す幼馴染の君が可愛くて愛しくて、そんな彼女に恋をする人はあたし一人だけではない…触れたい、君に触れたいんだ。

じゃあさ、今度そのお店に連れて行ってくれるかな?
いいよ〜行こう行こうっ♪
やったー!約束だよ。
うん!楽しみだねぇ。

幸せな時間は短いもので、彼女の一言で幸せにもなればドン底にも落とされてしまうから…

うーんと、お姉ちゃんやあかねちゃんとやよいちゃんも誘おうか?
…みゆきはみんなで行きたいの?
ぁ、ごめんね、みんなで行ったらケーキを目一杯食べられなくなっちゃうかな…
ううん、目一杯食べられなくてもいいんだけどさ。
なおちゃんはみんなと一緒だとイヤ?

心配そうな顔であたしを見上げる瞳に囚われてしまうから、あたしは君を笑顔に変える言葉を囁くのだ。
イヤじゃないよ、でもね、今回はみゆきと幼馴染水入らずで行きたいなぁなんてね♪
ふむふむ…分かった!
今回はみんなには内緒で二人で行こうか。
いいの?
だって、幼馴染水入らずでしょ?
うんうん!ありがとう〜みゆき大好きだ♡
みゆきに抱きついてから大好きだと伝えると、恥ずかしそうに身をよじって照れていました。

ほら、こうやって他の人よりも気軽に触れ合えるから幼馴染をやめることができないんだ。

あたしは君が大好き!


おしまい