お星様を追いかけて⑦

そのあと手を繋いで花畑の入り口付近までぽてぽてと並んで歩いて行くと、おばあちゃんの姿を見つけた私たちは一斉に走り出して、しゃがんで待っているおばあちゃんに飛び付きました。


おばあちゃんごめんなさい!
れいか、無事でよかったわ。
おばあちゃん、れいかちゃんをおこらないであげてね、れいかちゃんはたからものをさがしてたからその…
みゆき、れいかを見つけてくれてありがとう。
おばあちゃんに頭を撫でられると安心して疲れが出たのか、わたしは崩れるようにおばあちゃんの腕の中で意識を失いました。

みゆきおねえちゃん!!
みゆきは大丈夫よ、たくさん走り回ったから疲れてしまったみたいだね。
おばあちゃん、わたしがおねえちゃんをおんぶするよ。
ふふっ、れいかも疲れてるからいいわよ。
じゃあおばあちゃんがつかれたらすぐにいってね、おねえちゃんをわたしがいえまでおんぶするから。
ありがとう、心強いわね。
うん!


わたしはおばあちゃんの背中に背負われて、れいかはおばあちゃんと手を繋いで、お家までの道を歩いて行きました。



森を抜けてお家の近くまで戻ると、たくさんの村の人達やお友達と町に買い出しに出掛けていたお父さんとお母さんが待っていてくれました。

れいか!れいかぁ…無事でよかった。
おかあさん、ぐすん…しんぱいとめいわくをかけてごめんなさい、ふぇーん!
本当に無事でよかったよ、もう一人で森の中に残ったら駄目だよ。約束できるかな?
おとうさん…うん、やくそくする!おねえちゃんのそばにずっといるってやくそくするよ。
たくさん涙を流しながらお父さんとお母さんと空にキラキラ輝くお星様に約束をしました。



これは一夏の思い出…