お星様を追いかけて③

おばあちゃんと手を繋いでご近所のお友達の家を訪ねると、その家のお母さんとそこの家の子が一緒に出てきました。

うちのれいかがまだ帰ってないんだけど、お嬢さんは帰ってますか?
はい、うちの娘は夕方前には帰宅しましたよ。
みゆきちゃんこんばんは!
ぁ…あの……こ、こんばんは…

れいかのお友達がわたしに挨拶をしてきましたが、わたしは返事もおろそかに、おばあちゃんの背中に隠れてしまいました。
ありがとう、他にも聞いてみるわね。
はい、何かあったらまた声を掛けて下さいね。
はい。


おばあちゃんとわたしは他にも何軒か、お友達のお家を訪ねて帰宅しているかを聞きましたが、みんなきちんと晩御飯の前には帰っていたので、これはさすがに雲行きが怪しいと思ったおばあちゃんは、村の若い人と交番のお巡りさんなどに捜索してもらうようにお願いをしていました。


おばあちゃん…れいかちゃんどこいったんだろう?だいじょうぶかなぁ?
大丈夫、山や川の神様がきちんと守ってくださるから、れいかは無事でいるはずよ。

おばあちゃんが一番不安だったはずなのに、一番落ち着いて行動をしていたので、わたしは不思議とおばあちゃんの言葉を信じることができたんだと思います。

まだ見つからないれいかの足取りを探して…