れいかお姉ちゃんの苦悩(10)

なっ!なんてパワーや…
うぐっ、押されちゃうよぉ
だめだ、もう力が…


ハイパーアカンベェと同化したジョーカーの大振りの刃を直撃して、三人は叩き飛ばされてしまいました。

うぁあああ…ぐはっ!!!


次はあなた方ですよ、まずはキュアハッピー…お前を八つ裂きにしてやるよ!



ハッピーと繋がっていた唇を離し、ひと息つきます。
ふぅ…みゆき、一緒に戦いましょう!!
れいかちゃん、うん、一緒に戦おう!!
わたしはハッピーと手をぎゅっと繋いで立ち上がり、スマイルパクトを胸元に当てました。

くらえぇーー!な、なにぃ…この二色の光は?!


わたしとハッピーの周囲は優しいピンクとブルーの光で覆われ、繋いだ手から二人の生命エネルギーがお互いの体を巡るような感覚に包まれてから、私たちはピンクとブルーを二色纏う衣装で新たに覚醒しました。


スマイルプリキュア、マーブルフォーム!!


マーブルフォームだと⁈…あの双子の生命のエネルギーが混ざり合った特別な力ですか…


ジョーカー、あなたの好きにはさせません。
わたしは氷の剣を即座に作り出して構えると、隣のハッピーも光の剣を作り、構えました。
ビューティ、わたしは剣術は得意じゃないから先行して攻撃をお願い、わたしはビューティを援護しながら隙をついて攻撃をするから。
分かりました、では行きます。


ジョーカーのそばに飛び込み、剣を交えて戦闘モードに入りました。

キュアビューティ、あなたはプリキュアを辞めたのでしょう、何故再び戦おうというのですかねぇ?
プリキュアを辞めるなど一度も言ってません、勝手な妄想はやめてください!
ほぉ…では皆さんの留学への期待や応援を全て踏みにじると言うのですか?

期待や応援はとてもありがたいもの…ですが、わたしの歩む道はわたしが決めます、たとえ道に迷うことや道を間違えてしまいふさぎ込む事があったとしても、何度でも立ち上がれると大事な家族、いえ…恋人に教えてもらいました、だからわたしは…わたしたちは!
何度でも立ち上がって、わたしたちは支え合って生きていくんだから!

氷の剣を振りかざす振りをして体を素早く下げると、ハッピーがバックから飛び込みながら光の剣を振り下ろし、ジョーカーの体に一刀食らわせました。


ぐはぁっ、おのれぇ…これならどうだああぁ。

ハイパーアカンベェのジョーカーは鏡の姿を何体も分身させて、空中いっぱいに散りました。


無駄です…プリキュア、ビューティシャワー!!
青くキラキラと煌めく光を放ち、ジョーカーの分身の鏡を打ち砕きました。

そんなばかな、そんな力が何故使えるんだ…クソッ、双子共々滅びろ!
ジョーカーは持ってる剣を巨大化させてわたしたちを切り裂こうと振り下ろしましたが…

プリキュア、ハッピーブリザード!!
桃色の桜の様な吹雪をハッピーが放ち、周辺全体をたちまちに凍らせていきました。

ぐぉおお、体が凍って動かせない…なっ?!

わたしとハッピーは剣を二つ作り出して重ね合わせてから、向かい合わせで体を近づけながら、それぞれに弓の形に変えて構えました。

これで最後だよ!
覚悟しなさい!