れいかお姉ちゃんの苦悩⑦

お姉ちゃん!お姉ちゃんどこにいるの?

わたしの目の前にいたお姉ちゃんが突然姿を消してしまい、その後すぐにバッドエンド空間が広がり、私たちは変身してその周辺を叫びながら名を呼びお姉ちゃんを探しますが、一向に声が届く気配がありません。


れいか、急に消えてしまうなんて一体何が起こったんや…うちらのせいで…
もしかしてさっき逆撫でして怒らせちゃったから…私たちのせい…
あたし達がれいかを追い詰めてしまったんだ…あたし達がれいかを…

みんな!絶望に囚われちゃいけないよ。今はれいかお姉ちゃんを探し出すのが先だから。

せやな、すまんなハッピー。
ハッピー、ごめんね。
ハッピー、許してね。
いいから早くお姉ちゃんを…



ビューティさん、アナタのそのどす黒い心の闇…最高に美しいデスヨ!さすがビューティさん、アナタの美しき心…皆さんにもきちんと伝えなければいけないですね。


わたしは心身共にだんだんと闇が広がり、全身からのバッドエナジーが吹き上げていくのを止められずにいます…
その瞬間、変身が解けてしまいました。

なっ…何で変身が解けてしまっ…ぅう、あぁああ…わたしはどうして何もデキナイノ、ツライ…苦悩しても何にも意味なんてないのに…

それがアナタの答えなんですよ!あっはっはっはぁあああ、キュアビューティ!これは大変愉快ですねぇ、皆さんも此方にご招待して差し上げますよ。


ジョーカーがパチンッともう一度指を鳴らすと、そこには…


え?!ここはどこ…ぁ、れいかお姉ちゃん!
れいかぁ!
れいかちゃん!
れいか!


皆さんにも教えてあげましょう、アナタの美しき心の声を…


くっ…ジョーカー!!お姉ちゃん、どうして変身してないの?!後ろにジョーカーがいるんだよ、どうして…

ビューティさん…いえ、ただの青木れいかさんは選んだんですよ、あなた達と共に歩まない道を…その答えがこの姿です。


お姉ちゃん、わたし達と共に歩まないってどういうことなの??わたしはお姉ちゃんが必要なんだよ。

ウルサイわね…

れいかお姉ちゃん!


目の前に座り込む、れいかお姉ちゃんのどす黒いバッドエナジーが吹き上がっている姿をわたしは呆然と立ち尽くし見つめていました…


続きます。