真夜中の訪問者と妹みゆきちゃん(前編)③

ふががっ、みゆき、顎を押さないでください…首が痛いですよぉ…イタタタッ
ごめんね、大丈夫?
お姉ちゃんは首の付け根を摩りながら、涙目でわたしを見つめています。
まったく大丈夫じゃないですよ、みゆきが誘ってきたのに何故寸止めするの?
あー、その…後ろに…
なんですか?と言いながらお姉ちゃんが後ろを向くと、サニーさんがじーっと私たちを見ていました。


ななな、なんであかねさんがいるのです!?まさか…みゆきを襲いに来たのですか?(ガタガタ)
みゆきを襲おうとしてたんは、姉ちゃんの方やろ、うちは一部始終見とっただけやし。

あのね、お姉ちゃん!そのあかねちゃんは…角角鹿鹿で…
ふんふん、なるほど…角と鹿とはなんですか?かくかくしかじかですよね、明日からきちんとお勉強しましょうね(ヨシヨシ)
お姉ちゃんに頭を撫でられていますが、省略したら伝わらないと分かったので、単刀直入に言いました。


そのあかねちゃんはバッドエンドのサニーさんなの!!
えーーーっ、なんですって!?それは大変です、早く変身を…

あの〜そろそろ本題に移ってもええかな?
ちょっとぉーお姉ちゃん?!なんでパンツはいてないの??
パジャマの上だけしか着ていない姿でわたしの前に立ち上がり、可愛らしいお尻が見えてビックリ仰天しました。
キャッ!これは…な、なんでもないですクル〜///
慌てて布団に腰を降ろして、半身を掛け布団で隠していました。


あんたら姉妹はボケボケコンビでオモロイな!まあそんなんはええから、そろそろ話聞いてもらってもええかな?

はい、どうぞどうぞ。
わたしはお姉ちゃんに、布団の横に置いてあったパンツとパジャマの下を渡しながら、サニーさんのお話を聞く体制にはいりました。

お二人に折り入ってお願いしにきました…
何なに?何を折ったらいいの〜?
みゆき、折り入ってとは…相手を信頼して、真面目な態度で特別な頼み事や相談事をするさま…という意味の言葉ですよ。
そうなのかぁ、折り紙でもするのかと思っちゃった〜えへへっ!


(この妹は頭の中が花畑みたいな子やなぁ…確かビューティは花が大好きやったよな…なるほど、あいつの好みがよう分かったわ)
なかなか本題に入れない三人組です。