幼馴染と恋話

まだあたしがやよいちゃんと恋人になる前のお話…


放課後、教室の前の廊下で立ち話をしている幼馴染に声を掛けました。


れいか、ちょっと相談に乗ってもらいたい事があるんだけど…今から少しいいかな?
どうしたの?随分と深刻そうね、わたしでよかったらなんでも聞くわよ。
ありがとう、それじゃあ場所を変えようか。

みゆきちゃんと恋人繋ぎで腕と指を絡めてお話していたれいかは、みゆきちゃんに断りを告げるとにこやかに送り出してくれたみたいだった。



屋上に到着すると、ベンチに並んで座りました。
最近はピンクの髪留めを付けている姿をよく見るようになった幼馴染の顔をちらりと確認しながら話始めます。


まさか学校内でもみゆきちゃんとのラブラブを隠さないとはねぇ〜堅物れいかも恋したら変わるもんだね。
堅物とは失礼ね、今までは恋とは無縁だっただけなんですから(ぷいっ)
ははっ、まぁみゆきちゃんに惚れない人間なんていないだろうから、れいかが好きになるのもよくわかるよ。
もしかしてあなたもみゆきさんに惚れているの?
あ〜可愛いよね、みゆきちゃん。
いけません!みゆきさんはわたしのこ、恋人ですから惚れても駄目ですからね////
安心してよ、あたしの想い人は別の人だからさ。
想い人ってまさか、好きな人ができたの?!
れいかは真っ赤になった直後に、瞳をキラキラさせて両手をグーの形に重ねて胸の位置まで上げています。

ちょ…ものすごく食い付きがいいな。
女の子は恋話が好きなんですよ♪
へぇーみゆきちゃんとも恋話したりするの?
時々するわよ、お互いの好みのタイプを語ったり…
お互いの好みのタイプって…二人は恋人同士なのにタイプの人を教え合うのって変じゃない?
わたしのタイプは明るくて前向きな素敵な笑顔でわたしの手を引いてくれる方です///
(みゆきちゃんだね…)
みゆきちゃんはさしずめ、しっかり者だけど時には脆くてほっておけないタイプの優しい王子様かな。
なおったら〜照れてしまうじゃないの(バシバシ
イタタッ、それはもう二人の惚気話じゃないか…
そうですね///ごほん、ではなおの好きな人のお話をしましょうか。


あたしはその時に、正直な気持ちを打ち明けて、親身になって相談に乗ってくれたれいかにはたくさん感謝の気持ちでいっぱいです。
(あたしの相談の半分くらいはれいかの惚気話だったような気がします…いいことですね)