みゆき姉さんとヘルスメーター(後編)②

六日目
姉さんと別々に寝るのがこんなに寂しいなんて…
時々は自分達の部屋に別れて寝ることもありますが、昨日は一言もお話をしていないので、寂しくて悲しかったです…


ですから今日は思いきって、姉さんが早朝から何をしているのか、調べてみようと思います。

わたしは外に出られるように、姉さんとお揃いタイプのベビーピンクのジャージに着替えてスタンバイしています。



(ガチャ)…ふぁああ…ねむーい、今日もがんばろ〜っと


姉さんが部屋から出て階段を降り、玄関で靴を履いてから家を出る姿をこっそり確認すると、わたしもその姿を追って靴を履き、外に出ました。

姉さんはアイスブルーのジャージを着て、ゆっくりと走り始めてしまったので、わたしはバレないように後ろを追走し始めます。

(ハァハァ…チア部の練習と復習じゃなくて、ランニングをしていたなんて…知りませんでした)
わたしと姉さんは足の速さはほぼ互角なので、一定距離を保ちながら、町を一周してお家に戻りました。


姉さんが浴室に入り、シャワーを浴び始めた所でわたしもジャージと下着を脱いで、浴室に入りました。

れ、れいか?!何で、どうして///
わたしは姉さんに抱きついて、顔を近づけながら瞳を覗き込みます。
みゆき姉さん…お腹がこんなにへこんでます…顏も細っそりしてしまってて…もう隠さなくてもいいんですよ。

れいか…んん///
わたしと姉さんはシャワーを浴びながら抱き締めあって、何度も角度を変えたり息をふわっと吸い込み、濃厚な口づけを交わします。
そのあとは、体をお互いに洗い合い、再びシャワーで流してから、浴室を後にしました。


姉さんの体を拭いてあげると、姉さんもわたしの体を隅々まで拭いてくれました。
みゆき姉さん、あのね…昨日は引っ叩いてしまいごめんなさい。
ぺこりと頭を下げると、わたしも隠し事をしてれいかを心配させてしまってごめんなさい、と姉さんも頭を下げました。


ランニングと食事制限ということは減量してたんですね?
うん…最近体重が増えちゃったから、落とさないといけないと思って始めたんだよ。
ぇえーっ?!姉さんは運動部の中でも私たち四人の中でも目立つくらい小食なのに、太るなんてありえないでしょう?

そんなことないんだよ、このヘルスメーターが太った証明をしてくれるんだからね!
姉さんはヘルスメーターをわたしの足元付近に置いてから、見ててねっと言いながら乗りました。
ぇ…嘘っ?!わたしの体重よりも十キロプラスじゃないですかぁ…え?こんなにガリガリさんなのに何故??
姉さんの小ぶりの胸から可愛らしい小尻までペタペタと触って細身の体型を確認しています。

ほらね、れいかより背が低いのにプラス十キロだよ…こんな重い体じゃチア部のトップは厳しいよぉ…
姉さんが頭を抱えながらうーっと項垂れている姿を見て、わたしも試しにヘルスメーターに乗ってみました。


ええっ?!体重のプラス五キロって・・・姉さん、このヘルスメーターはおかしいですよ。
れいかも太っちゃったの?一緒に減量する?
姉さんもわたしの胸からお尻まで入念にペタペタ触りながら体型を確認されています。
姉さん、んっ///私たちが太ったのでは無くて、このヘルスメーターが狂っているんですよ。
そう言った後に、脱衣所のドアがコンコンと叩く音が聞こえて、お母さんがみゆきとれいかがいるの?と、覗きながら中に入ってきました。