※R指定)美しい幸せに抱かれる麗しき華

わたしの飼い猫と戯れながら無邪気に笑う貴女の隣に身を寄せて、小説の頁を一つ捲る
晩御飯も入浴も歯磨きも済ませて、後は畳の上に敷いた布団に入り眠るだけ…
猫を膝に乗せて、背中を撫ぜながら貴女がわたしの頬に唇を寄せる

んっ…
そのまま唇に視線を落とし、そちらに向かって顔がゆるりと動き、唇を重ねてお互いの柔らかさを味わう

口づけが深くなり、口内を貴女の舌が動き回ると、わたしも舌を動かして絡めるように触れ合わせる


わたしは小説をぽとりと落として、貴女の手のひらに手を重ねてから指を絡めて繋ぎ合わせると、猫を膝に乗せている貴女は、空いている方の腕を伸ばしてわたしを抱き寄せながら、深く深く口づけを交わし合う

んん、ちゅっ…ハァハァ…

お互いに相手の姿しかもう目に入らなくて、貴女は猫を優しく抱えると、猫のお布団の上にゆっくりと下ろしてもう一度撫でる

わたしはその姿を愛しさを込めて見つめると、貴女もわたしに視線を向けてから、愛しさを伝える笑みを届けてくれてホッと心が温かくなる


それからわたしに近づき、手を差し伸べてくれたので、わたしはその手を取ると、ふわりと持ち上げられて布団にゆっくり下ろされて、そのまま再び唇を合わせながらわたしの上に体を預ける


生まれたままの姿で抱き寄せ合って、今宵の情事は夜通し続く予感が頭を過るが、もう目の前にいる愛しい貴女にすべてを捧げたいという欲しか湧いて来ないから

わたしの中を貴女の指が攻めたててくる
わたしの肌に負けないくらいに白い素肌に爪を立て、快感に震える体と零れる声を我慢することなんてできない

ああぁ…気持ちイイ…もっと


逃げる道など何処にもなくて、貴女という幸せを受け入れた時から断ち切ることのできない紅い愛が二人を繋ぎ合わせている

布団に広がる藍色の髪に時々触れながら、狂おしいほどにわたしの中を貴女の指が彷徨い、乱れる布団が擦れる音が頭に響くように聞こえてくる

貴女もわたしの快感に打ち震える姿と甘く響き渡る声で感じている姿が瞳を喜ばせてくれる
二人の指が絡み合い、悦楽を重ねながら、頂に導くような動きに変わりはじめると、このままずっと貴女と愛しい心を溶かし合っていたいと願いを込めて真っ白な世界に果てる


はぁはぁ…みゆき…唇を
れいか…ちゃん、んんっ…

わたしをもっともっと貴女の手で震わせて欲しいと、求める心はとめることはできないから…