Bad End Happyとれいか⑴(追記

あの資料は確かこの辺りに(ガサゴソ…
せっかく毎回綺麗に整頓してから帰っているのに、翌日に他の方が荒らしてしまうので片付かないんですよねぇ。

わたしが資料を見つけて視線を落とした直後、部屋が一瞬光ったように見えたのは疲れているからでしょうか?

れいかお姉ちゃん♪

…ぇ?みゆき!?貴女今日は部活に行ったのではなかったですか?
れいかお姉ちゃんと一緒に帰ろうと思って、早目に終わらせてきたの!
そうだったのね!わかったわ、もう少しかかりそうだから座って待っていてくださいね。
はーい♪


わたしが再び資料に視線を戻し、時々ペンで書き込みを行っていきます。
わたしをジッと見つめてくる妹の視線が気になってしまい、妹に顔を向けるとニッコリと音がするように微笑みを浮かべてました。
暇だったら図書室で待っていてもいいのよ。
ううん、お姉ちゃんの傍に居たいから…ダメかな?
ダメじゃないわよ、でもあんまりジッと見つめられると…少し恥ずかしいわ///

ふふっれいかお姉ちゃんはかわいいねぇ…誰かさんも見習うべきだよねぇホント(ぼそぼそ

みゆき?何を見習うべきなのでしょうか?
なんでもな〜い♪ささ、待ってるからガンバって〜

???…分かりました。

早目に終わらせる為に集中して雑務をこなしていきました。


八割終わった辺りで用紙を置いたタイミングを見たのか、みゆきがわたしの腰に腕を廻して背中にピタリと張り付いてきました。
みゆき、待たせてしまいごめんなさいね…退屈させてしまいましたか?
お姉ちゃんってすごく細いよねぇ…こんな細身の体じゃ愛して貰えなくなっちゃうよ…
…ぇ?みゆき…何を言ってるの??

ねぇ、お姉ちゃんはわたしのこと…愛してる?
愛してるわ、誰にも渡したくないくらいに貴女を欲しているのよ。


そう…じゃあわたしをい〜っぱい欲してくれるよね、れいかちゃん♡
腰に廻した腕にキュッと力を込めて、わたしの耳に息を吹きかけるように、誘惑してくる妹に違和感を覚えるが、わたしはこの腕を離すことが容易ではないことに薄々感づき始めていました。

み…ゆき…?

わたしね、ハッピーな事が大好きなの♪だから、あの子が不幸になっても絶望しちゃっても、わたしがハッピーならそれでいいよね…一緒にハッピーになろう!れいかちゃん

一緒にハッピーになろうって…あなたはまさか・・・
やだなぁ、自分の妹も分からなくなったの?疲れてるんだねぇ、お姉ちゃん。