絵本を抱えて、片手は貴女と(追記あり

こんにちは〜みゆきちゃんいっしょにえほんよみませんか?
こんにちはれいかちゃん、みゆきちゃーん!れいかちゃんが遊びに来てくれたわよ〜
は、はーい、いまいくね〜

みゆきちゃんは奥のお部屋からぱたぱたと走って玄関まで来てくれました。

おまたせしました、れいかちゃん‼おくでいっしょにあそぼ♪
は〜い♪

絵本を片手に抱えて、もう片方の手はみゆきちゃんとぎゅっと繋いで、廊下をテクテク歩いていきました。


おへやにとうちゃくで〜す。
とうちゃくしました。

うーんと…あ!
みゆきちゃんどうしたの?
みゆきちゃんは部屋の隅に重ねてある座布団を持ってきて、わたしの目の前に置きました。

どうぞ、おくつろぎくださいませ。
ありがとうございます、しつれいします。
わたしは座布団に座りますが、みゆきちゃんは立ったままなので気になります。
みゆきちゃんはすわらないの?
んー、れいかちゃんといっしょにえほんよみたいから…その…

わたしはみゆきちゃんがどうしたいのかが分からなくて、ぽやんと見つめあっていたら、みゆきちゃんがわたしの膝をチラチラと見ていたので、膝を叩いて呼んでみました。

おひざにどうぞおいでくださいませ。
と、みゆきちゃんに伝えると、ぱぁーと顔を輝かせてわたしのお膝の上に頭をぽてんと乗せてきました。
れいかちゃんのえほんがたのしみです♪
ごほん、ではよみますね。



その時の膝の上に乗せた大切な温もりは、今でもわたしの一番大切な人なんですよ。