外は雨、そしてわたしの心は晴れやかに

雨が今日も止まない、それと並行するように布団の中の彼女の咳が止まってくれないのは雨が降り続いているから…


ごほっごほっ…

れいか、車出すから今日こそ病院に行こう?
だ、大丈夫よ…雨が止んだら止まるから、ごほっ…


雨模様が今日まで四日間も続いている。
れいかが体調を崩してからもう四日、病院に連れて行くからと言っても頑なに拒否してしまい、わたしは困り果てて今に至る。

たぶんこれは喘息だと思うから、大丈夫よ。
れいか、わたしが変わってあげられたらいいのに…
ベッドに座り、れいかの頭を撫でて頬に擦り寄ります。
みゆき、お願い…傍にいてください。


わたしはベッドに潜り込み、れいかを抱きしめながら、少しでも咳が止まるようにと背中を優しく撫で続けました。

しばらくは咳が続いていたが、やがてわたしの腕の中に吸い込まれるようにゆっくりとした寝息を立て始めました。


外は雨が降り続いている…しかし、わたしの心は愛する人を包み込むことができて晴れやかだ。


れいかが元気になりますように。

わたしの胸に頭を預けて眠るれいかの前髪をかき分けて、白くて艶めいた額に何度もキスをして…元気になるようにおまじないをかけました。

元気になったらわたしをぎゅっと抱きしめて欲しいな。

おわり