君は誰を想うのか

ホテルにチェックインをして、お部屋に入った途端に疲れが出てしまい、ソファーでグダグダしながらランドで買ってきたミッキ◯の顔型クッションを抱き締めていました。

お姉ちゃんはミニ◯マウスがシンデレラの服を着ている人形を買ったみたいで、ベッドに座りながら人形を見つめたり抱きしめたりしています。
みゆき…わたしは貴女の王子様にはなれないのでしょうか…はぁ…


(お姉ちゃんはまたあいつの事を考えてるのかぁ…あいつのお姉ちゃんが妹を溺愛してるのが分かってるはずなのに、なんで諦めないのかねぇ…)

見苦しい愚か者だと思っているのでしょう?笑いたければ笑うといいですよ。
んー、別に見苦しい愚か者とは思ってないけどさぁ、何であいつにそんなに執着するんだろう?とは思うけど。
・・・前世の恋人に再び巡り逢えた……なんて…ね…あなたにお話することは無いですね、シャワーを浴びてきます。


ふーん、なるほどねー…あいつの命とかすべてが欲しくて執着する理由が少し分かったかな。
まあどっちにしてもあいつが不幸になって絶望しちゃう姿が拝める方がハッピーなことだから、わたしには無理にお姉ちゃんを引き止めることは無いかー。
ちょっと疲れたからこのクッションを枕にして仮眠しよっと♪

ぐーぐー…ZZz…
五秒で眠りにつきましたとさ。



ふぅ、サッパリしました。みゆきさんはソファーで寝てしまいましたか。面倒なので放っておきましょう。

歯磨きをしてから再びベッドルームに戻ると、気持ち良さそうに眠る妹が気になり仕方がなくなって、ベッドに運んでしまいました。

本当に世話が焼ける子ですね、あなたが妹じゃなかったら丸一日共に過ごす事なんてなかったですよ…

一日中歩き回った疲れが出て、わたしもベッドに横になるとすぐに眠ってしまいました。