心配される天使さん

わたしはれいかちゃんが天使でも人間でもたとえ悪魔だったとしても、愛している気持ちは変わらないからね。
少し照れてしまい、れいかちゃんを見つめていた瞳を朝食に戻して、再び食べ始めました。

よかった…みゆきさんも同じ気持ちなんですね、すごく嬉しいです。
れいかちゃんは席から立ってわたしの隣りに立ち、頭をふわりと撫でてから、飲み物を取ってきますが何にしますか?と尋ねてきたので、アップルジュースをお願いしました。
飲み物を取って来てくれたれいかちゃんが席に着いてからは、和やかな会話に戻って、朝食を楽しみました。



それから食事が終わり、席を立って一歩踏み出した所でれいかちゃんは盛大に転び、変身が解けて天使に戻ってしまいました。

ふぎゅっ‼イタタぁ…みゆきさぁん…鼻をぶつけてしまいましたぁ…痛いですー(泣
れいかちゃん!
わたしはすぐに駆け寄り、鼻を両手で押えるれいかちゃんの手をどけると、鼻血がぽたぽたと出ていたので、机に置いてある余分に持ってきていたおしぼりで血を拭いてあげました。

大丈夫ですか?とすぐにホテルの人が駆けつけてくれたので、タオルを借りてれいかちゃんの鼻血が止まるのを待ちました。
その最中、親子連れの子供から天使さん大丈夫ですか?と聞かれたり、カップルが天使さん握手してくださいと近づいてきたりと、始終ハラハラしてれいかちゃんを抱きかかえていました。


ようやく鼻血が止まり、部屋に戻る廊下を並んで歩いていると、れいかちゃんがシュンとなって落ち込む姿にどうしてあげようかと考えていました。
帰るまではれいかちゃんのやりたいようにさせてあげようと考えが纏まりました…もちろん人間の姿でです‼(黒耳はむはむは今日だけは勘弁してください…