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みゆきくんとれいかくん②

れいかくんを待つために、馴染みの図書室に入りました。

あれ?星空くんは今日デートで早く帰るって聞いたけど、違ったんだ。
違うクラスの図書委員の女の子が話しかけてきました。
デートなんて彼女がいない僕にはできないから、っというかその話は誰から聞いたの?
日野くんと緑川くんが星空くんがデートするらしいぜ!とか隅に置けんなぁとか話てたよ。
あはは…あかねくんとなおくんはそういう話をするのが好きなんだよ…たぶんね。

その子にはありがとうと伝えて、僕は本を探しに歩いて行きました。


(確かこの小説はれいかくんがオススメしてたっけ、試しに読んでみようかな)
れいかくんオススメの小説を手に取り、お気に入りの一人用のボックス席に座って読み始めました。

(れいかくんってすっごくモテるのになんで恋人がいないんだろう?副会長だし弓道部のエースで頭脳明晰の上、眉目秀麗で身長も僕より高くてカッコイイのに…そんな君を好きになった僕は…)
小説を読んでいても頭の中にはれいかくんのことばかりで落ち着かない。


女の子が数人くらいでワイワイきゃっきゃっと近くで騒いでる。
もしかしたら、れいかくんが図書室に入ってきたのかもしれない。


みゆきくん、やっぱりここにいましたか、お待たせしました。
れいかくん生徒会お疲れ様!あはは、ここは図書室で唯一一人になれるからお気に入りなんだよね。
わかります、なにかと人の目が多いと集中して本が読めなくなりますよね。
そうそう、じゃあれいかくんも今度からこの席に座って本を読むといいよ〜二人の特等席にしよっか?
ふふっ、図書委員ご指定の特等席とはありがたいですね。
いえいえ、とんでもないです。

図書室だから静かに笑い合ってから、僕たちはその場をあとにしました。


きゃー、星空くんと青木くんが一緒に出てきたわよ〜
イケメンコンビに逢えるなんて幸せだよぉ♡
ラッキー!近くで見れるなんて最高ね‼


案の定、さっきからざわざわと騒いでいた女の子達に囲まれてしまいました。

こら〜図書室だから騒がないの!
とりあえず図書委員として嗜めるように声をかけましたが効果が無く、もっと騒がしくなってしまいました。


皆さん、ここは皆さんが静かに本を読む場所です、騒ぎたいなら使用していない教室を開けますからそちらでお願いします!
副会長のれいかくんがビシッと注意をすると、女の子達は申し訳なさそうに謝り図書室から出て行きました。



学校から出て、二人で僕のお家までの道を歩いています。
すごいな〜‼さすがれいかくんだね、カッコイイなぁ。
かっこよくなんてないですよ、図書室のルールをきちんと示しただけなので。
ううん、あんなにきちんと注意するのって勇気がいることだから、本当にすごいと思うよ。
ぁ///ありがとうございます、恐縮です。
さあ!さっきの小説も借りてきたからお家に着いたらゆっくり読むぞ〜早く行こう、れいかくん♪
待ってくださ〜い、みゆきくん。


続くかも。