背中越しに伝わる温もり

大学生になり念願の同棲が叶ったと昼間は二人してきゃっきゃっとはしゃいで喜んでいたのに、いざ一緒のベッドで寝るとなると緊張してしまうなんて、恥ずかしい話ですね。


みゆきさんと一緒に眠れるのにわたしは顔も見られないくらい恥ずかしいなんて…ドキドキしてしまいます。
高校生の頃はお泊まりした時とか普通に一緒に寝ていたし、エ…エッチだって何度もしているのにどうしてこんなにも体が言うことをきかないのだろうか?


れいかちゃんは良い匂いだなぁ温かいなぁ、すっごく幸せだよ!これからは毎日一緒に寝起きできるんだよねぇ…わたしはそれを言葉に出さずに、れいかちゃんの背中に抱きついて幸せを噛み締めながら眠りにつきました。
今はこの背中の温もりを感じていたいな。

みゆきさんに背中に抱きつかれてしまってはもうわたしは身動きすら取れない状態になりました。
何も出来ない不甲斐ない自分をまったく咎めることなど無いそんな貴女だから、わたしは心を許して委ねられるんですよ。

背中から気持ち良さそうな寝息が聞こえてくるので、わたしは彼女の寝息を愛しく思い、身も心も安心していくのが分かりました。
みゆきさんの寝息を優しい子守唄だと聴き入るように、眠りの世界に引き込まれていきました。