みゆれい弁当(後編)星空姉妹

いつもの場所に到着すると、れいかとやよいちゃんがお弁当を抱えて座って待っていました。
みゆき姉さん、あかねさん、日直お疲れ様です。
みゆきちゃん、あかねちゃんお疲れ様。

ありがとうやよいちゃん…ふにゅ〜うわーん!れぇかぁ〜‼
れいかの顔を見た途端、手元にあるお弁当を思い出して再び涙が零れてきてしまいました。
ぇえ⁉なんですか急に泣き出すなんて…
れいかは自分のお弁当をベンチに置いて、わたしに駆け寄って抱きしめてくれました。

姉さん、良い子だから泣かないでくださいね〜ヨチヨチ。
れいかは抱きしめながら背中を撫でて慰めてくれますが、なかなか零れる涙を止めることができないわたしの顔を覗き込むと困った様子でオロオロし始めました。
姉さんどうしたんですか?体の調子でも悪いのでしょうか?もしかしてわたし…何か悪いことをしてしまいましたか?
わたしはぶんぶん頭を振って違うの、と一言伝えてから顔をゴシゴシ拭いました。
れいかの愛妻弁当を落っことして駄目にしちゃったの…だから悲しくて…
そうだったんですか、なるほど…愛妻弁当をって姉さん!愛妻とか恥ずかしいですよぉ////
れいかは瞳を閉じて頬に手を当てて照れてしまっています。


おーいお二人さ〜ん、そろそろイチャイチャしてんとお昼ご飯食べるで〜
あかねさん///イチャイチャなんてしてませんからね!
ふふふっ慌てて否定してる所がかわいいね〜れいかちゃん。
やよいさんもからかわないでください!
プリプリと珍しく照れ隠しに怒りながら、れいかは自分の分のお弁当をわたしにはい♡と渡してくれます。
え⁉れいかはお弁当食べないの??
わたしは一度してみたかったことがあるので、すぐに行ってきますね♪


二人とわたしがポカーンとしてる間にれいかは急ぎ足でどこかに行ってしまいました。


れいかを待つこと五分で帰ってきました。
おー早かったやん、どこ行っとったん?
なんか袋持ってるね、もしかしてあれって購買部の…
あ、そういえばれいかって今までお手製のお弁当しか食べてなかったっけ?
はい、購買部でコレを買ってみたかったんですよ♪♪
焼きそばパンを抱えてきゃっきゃっと喜ぶれいかがとても可愛くて、思わず私たちは一斉にれいか(ちゃん)可愛い!と叫んでいました。


焼きそばパン美味しい?
はい!美味です〜♡
そっかぁ、よかったーわたしね、れいかのお弁当が一番大好きだよ。
姉さんの、ぁ…愛妻ですから///任せてください////
うん!!

その卵焼きめっちゃ美味しそうやなぁ…
一個ちょうだい♪あーんもぐもぐ、うまー‼
ああぁ⁉あかねちゃんがれいかの愛妻弁当食べちゃったー!うわ〜んばかばかぁー
なんやねん、卵焼き一個つまみ食いしただけやん!ぁああそんな、泣かんといて〜

あかねさん……(焼きそばパンもぐもぐ)
れいかさん…なんでしょう…か?(ガタガタぶるぶる
放課後、生徒会室でお待ちしています!(れいかスマイル
あかねちゃんガンバ‼
やよいの薄情者〜絶対うち氷付けにされるやん、誰か助けてやー!!


めでたしめでたし〜