幼馴染を看病するお話(中編)

あれ…知らないうちに寝てしまったみたいだ、れいかは寝てるのかな?
頭を少し下げて前髪が瞳を隠して、れいかは眠ってしまっている様子です。

寝てる時は静かで可愛らしいのに…起きてる時は鬼姉だからなぁ。よいしょっ、おーほっぺたフニフニしてて柔らかーい。
わたしはれいかが寝ている事をいいことに、頬を突ついたりして遊んでいると…
ガラッ‼
れいかお姉ちゃん!なおちゃんの具合はどう?
ぁ…
ん?
な、な、なんでみゆきがぁ!?ぁ頭痛い…
咄嗟に腕を布団の中に引っ込めて、何事もなかった様に装いました。


…なおちゃんの様子を見に来たんだよ。
みゆきはそう言うと、れいかの後ろに座りながら背中に抱き付いてからわたしをじっと見据えてきました。
なおちゃん、お姉ちゃんに何かしてたの?
あたしは枕の上でぶんぶんと顔を横に振り、何もないよ!お粥食べさせてもらって寝てただけだよ。
(すべて本当の話だから、嘘は言ってないよ…だから問題無いはず…)
そっかぁ、お姉ちゃんにお粥作ってもらったんだねーわたしも作ってあげようか♪♪
いえ、食欲無いから遠慮しておきます…
そうなの?残念、じゃあもう一回寝直した方がいいよ〜

みゆきはれいかの肩と首筋の間に顔を埋めて、甘えるように顔をすり寄せています。
んー?みゆきぃ?
れいかの目が覚めたのか、みゆきの腕をそっと離しながら後ろを向いたと思ったら、ガバッとみゆきを押し倒して唇を奪うようにキスをし始めました。
んっ⁈んんー、ぁ///ん、ふぁ、ぁあん♡

あたしが見ているのも御構い無しで、姉妹はディープなチューをしていて、このまま止めなかったらエッチをし始めるんじゃないかと病人ながら不安になってきました。

ぁ…あの…れいかさーん…?
控え目な声でれいかを呼んでみましたが、みゆきの瞳と唇を独占することに夢中なお姉ちゃんには聞こえていません。


れいか、お姉ちゃん///ここじゃダメだよ////
みゆきがこんなに可愛いのに、我慢なんてできないわ。
みゆきの首筋をいやらしく艶かしく舐めるれいか…
ぁ、んん///なおちゃんが見てるから…
病気で寝込んでいるから眠っているわよ。ね、みゆき…したい。

は、ハクション!!
わわっ⁈
あたしのクシャミでみゆきが現実に戻ってきたみたいで、れいかをガバッと起こしていました。
ちょっと……あなたはそんなにみゆきに手厚い看病をしてもらいたいのですか…?


続く。