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愛しい貴女の敵討ち〜後編

ハッピー!!!イヤぁあああ!みゆきさぁああん!


ハッピーがジョーカーの手の剣で心臓を一突きされる寸前に、わたしの中で敵への怒りと憎しみが爆発を起こして、巨大なパワーとなり青い光が全身から発せられました。


なにィ、ものすごい力の青い閃光が…ぐっ!何も見えな…


ビューティブリザードアロー!!!


なんだ…と⁉ぐあああ、両腕がぁ!
ジョーカーの両腕にアイスアローが突き刺さり、動きを止めます。


貴様!みゆきさんの命を奪おうとした罪…絶対に許さない‼次こそ撃ち殺します


くそぉおお!どうして動けない…な、なんでお前が⁇


ジョーカーの片足を止めるように、ハッピーが腕を伸ばしてガッチリと外道の片足を掴んでいました。
……確かにわたしは弱くてゴミクズって言われても仕方ないよ…でもね…やられてばかりじゃないんだから!!
ハッピーシャワー・・・
ジョーカーの片足に桃色の光が集まっています。
まさか、ぬぐぐっ⁉この至近距離で大技を撃つだとォ⁈
・・・シャイニングー!!!


ビューティ…今だよ…


ハッピーが意識を朦朧としながらわたしの援護をしてから、わたしに向かって温かくて柔らかい桃色のハートの光を届けてくれました。
ハッピーが届けてくれたハートの光を体内の力と融合させて、青い光の矢に集めて放ちました。


ビューティブリザードブルーライトアロー!!!

ぐっぎゃあああぁあ!!
青い光の矢がジョーカーの心臓に命中して、ジョーカーは矢が突き刺さったままもがき苦しみ、黒い絵の具が心臓からドクドクと流れ落ち果ててから、消えてしまいました。



わたしはそれを見届けてから、ふらつく足でハッピーに何とか駆け寄ります。

ハッピー!みゆきさん…大丈夫ですか?

ビューティ…すごく、かっこ良かったね…さすがわたしの愛する王子様だね。

ぅう、わぁーん‼よかった、無事で本当によかったぁ!!

倒れているハッピーの横に座り、少し体を起こしてから腕を廻して抱きしめて、瞳から流れ落ちる涙を拭うことなく、ハッピーの肩に額を充てて彼女が生きている実感を噛み締めました。


ハッピー、体の傷は大丈夫ですか?
ビューティも体中の力を使い切ってボロボロじゃない…わたしはビューティの方が心配だよ!
わたしの心配より、ご自分の体を優先してください!!
ビュ、ビューティ⁈

わたしが普段怒らないからだろうか、ハッピーはびくびくと怯えながらわたしを不安そうに見てきています。


貴女の体は…貴女ひとりだけの体じゃないんですよ!わかっているのですか?

ぇ///それって…もしかして、プロポーズ////
生きてください!生きてわたしと一生を共に歩んでくれませんか?

は、はい‼生きてビューティと、れいかちゃんと一生を共に歩みたいです////

私たちは、お互いの胸元まで手を絡めてかざしてから誓いの口づけを交わしました。



キレたビューティがすっごくカッコ良くてゾクゾクしちゃったよ、わたし。
ゾクゾクという表現はちょっと、いえ…かなり、物凄く不快ですね…またキレさせたいのですか?
わたしは怒ったビューティも大好きだよー!どんなれいかちゃんでもすごく愛しいんだからね♡
もう、どうなっても知りませんからね!!
これからもたくさん優しく愛してね♪わたしの王子様♡
はい!わたしのお姫様♡