愛しい貴女の敵討ち〜中編

…参ります。
わたしは高く跳躍をつけてから、アイスソードを素早く数本作り出してジョーカーに投げつけます。
これしきの攻撃でわたしを串刺しにでもしようと考えていたら、あなたは勝てませんねぇ。
そう言って、アイスソードを全て、ランスで振り落とされました。


着地した後、バク転で地面に冷気を叩き付けながら、もう一度ジョーカーに向かって飛び込み顔面に一発パンチで殴り付けて、先ほど冷気を叩き付けた場所まで飛ばしました。

ぐっ…は…おのれ…キュアビューティ


まだまだですよ。


くっ、体が凍りついて動けないだとぉ…


わたしの愛する女(ひと)を痛めつけた貴様には死の制裁を下します!!


こんなくらいでわたしの動きを封じたと思うな‼

ジョーカーが凍りついてしまった体を持ち上げて、バリバリと音を出しながら無理やり立ち上がってきました。


ビューティブリザード絶対零度!!


わたしは渾身の力を片手に込めてから、立ち上がったジョーカーに冷気をぶつけました。


なにぃ⁈これは…体が凍りつい、くっ…ぐぁー‼

足から肩まで冷気で固まってしまったジョーカーに近づき、再び両手にアイスソードを作り出します。


目を細めながら睨み付けて、憎き外道の肩を左手に持つアイスソードで貫きました。

ぐあああっ!!!


なるほど…黒い絵の具のような血が体を流れているのですね、忌々しいその体…斬り裂いて差し上げます。


全身が凍りついて動けなくなった体の、もう片方の肩に向けてアイスソードを突き刺そうとした瞬間、真っ黒い閃光が目の前に広がり、一歩飛び退いて顔を伏せながら様子を伺います。


くっくっく…キュアビューティ、やはりあなたはお強いんですねぇ。


絶対零度のビューティブリザードから抜け出すなんて、どうして⁈

アカンベェと融合していたのをお忘れですか〜?アカンベェは最初から捨て駒ですよ……そうだ、良いことを思いつきました♪

……!!


お前がこの世界で最も愛して大事にしてるというゴミクズを始末してくれてヤルヨ!


寝かせているハッピーにジョーカーが素早く近づき、自分の手を黒い絵の具で剣の様に尖らせてから、ハッピーの心臓をめがけて振り下ろしました。