ハッピーエンドは貴女の中に(悪墜ち編❶

何ともない普段どうりの帰り道を歩きながら、今日の夕飯は何かしら?とか他の人が日常的に考えているような事をわたしも考えながらいつもの道を行く。


そういえば、妹はテストで赤点を取ってしまい、先生方に怒られていましたね。
わたしもテスト勉強期間は極力教えてあげていたのに、妹はそれ以上に勉強不足が響いたようです。

帰ったら怒られて落ち込んでる分、慰めて甘えさせてあげようかしら。
典型的な駄目な姉の道を進んでいることには全く気がつかないれいかお姉ちゃんであった。



その時周囲を不穏な空気に包まれるのを感じて身構えるが、特に何も起こらず、再び歩きだした瞬間、空が一瞬ピンク色に染まった直後にドス黒い雲で覆い尽くすという異変が起こった。
これは一体…まさかバッドエンド王国の方々の仕業でしょうか?
まさにバッドエンド王国の連中が周囲をバッドエンド空間に染める状況と一緒だった。


その時、わたしの後ろ付近に光の閃光が飛んで来るのを感知し、慌てて前に飛び込み何とか避けることに成功した。
ぁ…危ない所でした。
あーあ、残念だぁ、もうちょっとだったのになぁ。
誰ですか…こんな攻撃をしてくるのは‼
スマイルパクトを胸にかざしながら構えて相手の出現を待つと、煙が上がる中から現れたのは何とわたしが最も戦いたくないこの世界で1番愛する妹のハッピーでした。

な・・・何でみゆきが⁈
あはっ♡すっごく絶望が顔に出てるね〜かぁわいいな、れいかお姉ちゃん!
まさか先ほどの攻撃は…貴女なの⁉
うん♪当たらなかったけどね、残念ながらさ。
どうして!みゆき、もしかして誰かに脅されているの?それともバッドエンド王国の方々に…それだったら…
脅されてなんかいないし、バッドエンド王国の奴らとは一切関わって無いよ〜
では、どうしたと言うの⁇

わたしが世界をハッピーエンドで終わらせに来たの、今日ですべてが終わるんだよ、みんな幸せに暮らしましたとさ…御終いってね。


ふざけないで!!貴女はプリキュアなんですよ、世界を終わらせるなんて私たちの使命とは真逆じゃないの。
ハッピーはわたしが説得しようと話してる間に、目の前まで詰め寄っていました。
バカだなぁ、変身してもらう時間をあげていたのに、自分で死期を早めてるんだよ、分かってる?
わたしはハッピーの頬をひっぱたいて、目を覚ましなさい!と一喝しながら、スマイルパクトにキュアデコルをセットして、プリキュアスマイルチャージと叫びました。
しんしんと降り積もる清き心、キュアビューティ

わたしは貴女を…元の優しい妹を必ず救い出してみせます!
わたしを救う…か、あははは!!覚悟できてるんだねぇ、妹に命を捧げる覚悟がさ。

わたしとハッピーの壮絶な戦いが始まりました。


…続きます。

予告・・・
ビューティ!!!
皆さん、くっ…ぁあ・・・
お姉ちゃん、わたしと一緒に…傍に、いてくれるよね