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星空みゆきと青木れいかのお話⑴

わたしは目が覚めるとふかふかのベッドの上で寝ていました。
ベッド⁉なんでベッドで寝ているの⁇
ガバッと飛び起きると、隣で寝ていた妹を起こしてしまいました。
うー、れいかぁ、もうちょっと寝てなよ〜
わたしは即座に隣に寝ている彼女は妹では無いと気がつきました。

もしもし、えーっと…妹に瓜二つということは・・・
コショコショして起こしてみると
妹と同じ反応で飛び起きてきましたね、やりました!成功です♪
ふにゃー‼くすぐったーい!ちょっとぉ、いきなりくすぐるの禁止!ってあれ⁇

ようやく目の前のわたしをきちんと見たようで、瓜二つの彼女が目をクリクリさせています

れいか…だよね?
はい、れいかですよ。
なんか髪の毛が伸びたね。
わたしの毛を優しく撫でられましたが、全く嫌悪感が無いですね。
れいかはれいかですけど、貴女のよく知ってるれいかでは無いみたいね。
ウインク一つで微笑みかけると、彼女は頬を染めて顔を緩ませています

やぁんすっごく可愛い!ねぇねぇ、今のウインクもう一回してみて〜
あの…もうやりませんよ。
ガーンと音がするようにショックで落ち込む彼女を見ると、妹が落ち込んだように見えてしまったので慌ててもう一回やることにしました。
ごほん、ではリクエストにお答えしますね…
もう一度ウインクに微笑みを送ると彼女はニッコリと笑ってありがとうと言ってくれました。
目の前の彼女はみゆきじゃないはずなのに胸がキュンと高鳴ってドキドキしてしまいます。


えーっと、一応自己紹介とかしておこうか?
そうですね、お願いします。
わたしは星空みゆきです、一応れいかのお姉ちゃんやってます、よろしくね。
わたしは青木れいかです、妹はみゆきという名前で、貴女と同じ名前と瓜二つの顔をしているわね、こちらこそよろしくお願いします。

へぇ〜わたしと同じ名前と顔の妹さんかぁ、世の中不思議な事もあるんだねぇ…あ!もしかして絵本の世界からやってきたとか⁉
違うと思います、が、どうやらわたしと貴女の妹さんは何だかよくわからないですが入れ替わってしまったようですね。

このような不思議な状況にもかかわらず、全くくよくよせずに笑顔を見せる前向きな性格ですね、妹とは少々タイプは違うようですが、とても好感がもてます。

えーっとうーんと、入れ替わっちゃったから不安なことも多いと思うけど、わたしがずっと傍にいるから大丈夫だよ。
ずっと傍にいるからという言葉に胸がドキドキ疼きましたが、妹と同じ顔だから別におかしいことは何も無いですよね、と都合のいい方向で考えました。

そうだ!呼び方はどうしようか?
確かにそれはまず決めておいた方がいいわね。
うーん…小学生辺りかられいかの事はずっとれいかって呼んできたから、そのままで呼んでもいいかな?
ええ、構いませんよ。わたしも同じくみゆきと昔から呼んでるから、みゆきと呼ぶわね。
なんか、呼び捨てにされるのってすごくドキドキするね!それにすごく嬉しいなぁ。
確かに、妹からはれいかお姉ちゃんと呼ばれてるから、同じ顔の貴女から呼び捨てにされるのはドキドキして嬉しくなりますね。

わたしとみゆきは、それからしばらく見つめあっていました。


もう一人のみゆきと過ごす数日間の不思議な体験物語がこちらもスタートしました。