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星空れいかと青木みゆきのお話⑴

ここはどこ⁇あなたはみゆき姉さんです…か?

わたしは目が覚めたら見知らぬお家の布団で寝ていました。
あれ…夢ですかね?
体を起こして、目をゴシゴシしてみても風景は変わらず、和風の佇まいで畳にお布団を敷いていて、わたしは広そうなお家でしょうね…とぼんやり考えていると、隣で誰か寝ている事に気がつきました。
掛け布団を被っていたのでチラッとめくってホッとしました。
姉さんも一緒でしたか、よかったぁ。
と小さく呟くと、姉さんがううっと唸ってから目が覚めたようで、わたしに抱き付いてきます
れいかおねえちゃーんギュッてしてよぉ。
甘えてくる姉さんが可愛くて可愛くて…えっ⁈れいかお姉ちゃんと今おっしゃってませんでしたか⁇わたしの中で先ほど聞いた一言でやはり何かが違うと察知しました。
あの…すいませんがもう一度名前を呼んでもらってもよろしいでしょうか?
抱き付いた姉さんに瓜二つの彼女に優しく話し掛けます
彼女はわたしに合わせて体を起こしてから
どうして敬語なの⁇れいかお姉ちゃん?
わたしはたぶんおそらく貴女のお姉さんでは無いと思われます、はい。
疑問符を頭の上にぽわぽわと浮かばせながら、わたしをじっと見てきます

あ、髪の長さが違うね〜それにちょっぴり幼ない感じが…超可愛い‼
目の前のみゆき姉さんに瓜二つの彼女はキラキラとした瞳で、わたしを可愛いと褒めちぎるので、照れてしまいますね

貴女はみゆきさんですよね?
はーい、青木みゆきと申します。
深々と頭を下げてくださったので、わたしも同じく頭を下げて自己紹介をします
わたしは星空れいかと申します、どうぞよろしくお願い致します。

星空れいか…綺麗な名前だなぁ、素敵だね!
危機感も疑心も無いらしい彼女の言葉と様子にわたしは不思議な安心感が湧いています。
みゆき姉さんと全く変わらないこの素敵な笑顔のおかげなのかもしれませんね。

わたしと青木みゆきさんとの夢の様な夢じゃない数日間の不思議な体験物語がスタートしました。