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謎の美女と狼女の山奥物語編

山奥物語(仮)(16)

山奥物語(仮)(16) 着替え終えた私たちは居間へと移動し、座布団を二枚敷いて縦並びに座り、まずはみゆきさんの濡れた髪を拭き取って乾かしてあげることにしました。乾かしながら時々手触りで確認すると、濃いめの桃色に癖が強めのふわふわした髪質だという…

山奥物語(仮)(15)

山奥物語(仮)(15)みゆきさんの髪を洗い、シャワーで洗い流してからお顔を確認すると、両手で目を隠したまま微動だにせず、もうい〜かい? と可愛らしく尋ねてきました。ふふっ、もういいですよ〜ぷはっ…わあぁ、お耳も洗ってくれてありがとう♪どういたしま…

山奥物語(仮)(14)

山奥物語(仮)(14) 体全身が泡泡になり、身も心も蕩けてしまいそうになるのを我慢して、身を擦りつけて動くみゆきさんをそっと抱きしめて動きを止めました。はい、そこまででおしまいです…///はう〜ん…洗いっこ気持ちいいのに、もうだめ?このまま続けていた…

山奥物語(仮)(13) ※年齢制限あり

※少々際どい表現が出てくる為、閲覧注意です。 時々語り掛けてくる悪魔さんと天使さんは、どこからやって来るのかは分かりませんが、いつもどこかで私のことを見守っているのだと、前向きに考えるのでした。 そして、ボーッとしているわけにもいかず、みゆき…

山奥物語(仮)(12)

綺麗なんてそんな事は///…ぁぅぁぅ///今更ですが、他人(他ワンちゃん?)に裸を見られるのは初めてなんです…///そうなの!わたしと一緒だね〜嬉しいなぁ!わふふっ♪みゆきさんも初めてですか…?うん、そうなの〜♪あっそうだ! 突然、みゆきさんは浴槽からざぶ…

山奥物語(仮)(11)

服を脱がせて座らせているみゆきさんが、くしゅんとくしゃみをしたのを聞いて、迷っていてはいけないと思い、サッと服を脱いでみゆきさんを抱いてお風呂場へと入って行きました。 それから、自分は外側に立ち、みゆきさんだけ浴槽にゆっくり降ろしてあげた…

山奥物語(仮)(10)

砂利道の悪路をしばらく上って行き、脇道に入って草花が生い茂る散歩道を抜けた所に、私のお家があります。軒下にスクーターを停めて、みゆきさんにお家まで運びますと声を掛けると、コクンっと頷いてくれたので、デリボックスの荷物は後回しにみゆきさんを…

山奥物語(仮)⑨

タオルは汚れてもいいんです、洗えば何度でも使えるのですから…あむっ、んんっ…お顔を拭いてくれてどうもありがとう…ハックション!いけません、早く冷え切っている体を温めなければ低体温症になってしまいます。…ぅぅ、れいかちゃんに最後に会えて…ぶるぶる…

山奥物語(仮)⑧

あの日から一週間が経ち、私は変わらず普段どおりの生活を送っていました。 私は、デリボックス付きのスクーターに乗り、依頼の品を届け仕事を終えた後、数日分の買い出しをしようと七色ヶ丘村では一番大きなスーパーマーケットに向かって走った。お買い物…

山奥物語(仮)⑦

私が可愛いワンちゃんですね、と言うとみゆきさんは、ワンちゃんじゃないも〜んと再び否定していますが、スカートの下からチラッと見えているふわふわの尻尾は、ブンブン動いて嬉しそうなのでした。そういえば、今何時だろう?待ってください、すぐ確認しま…

山奥物語(仮)⑥

さっきまで号泣していたのが嘘のように、にこにこ笑顔で私の隣に座り、時折私の顔を覗き込んでは、嬉しそうに顔をゆるゆると左右に振っています。(懐いてくださっているのですね…妹が出来たみたいで可愛いです) みゆきさんは時々自分の犬耳を気にしながら、…

山奥物語(仮)⑤

メモを取っている途中でハッとして、私は手を止めて首を横に振りました。仕事の依頼を受ける時メモを取る癖があり、ついその癖が出てしまったようです。ごちそうさまでした!どれもすごく美味しかったよー。お粗末さまでした。お口に合ったみたいでよかった…

山奥物語(仮)④

炊飯器でふっくらと炊いた御飯をお茶碗によそい、大根のお味噌汁と冷奴と秋刀魚の塩焼きをおぼんに乗せて、座敷まで運んで行くと、横になって寝かせていた彼女は、お料理の良い匂いで目が覚めたのか、良い子に座っていました。わ〜良い匂い!そうだ、ここま…

山奥物語(仮)③

ぐったりしてからずっと目を閉じている彼女は、フードが脱げた後も変わらず閉じており、頭の上にひょっこり顔を出した犬耳を見られていることに気がついていません。これは本物の耳なのでしょうか…? そっと人差し指を伸ばして、ちょんちょんと突くと、ピク…

山奥物語(仮)②

くったり座りこんでしまった女の子らしき人物に、私は直ぐに駆け寄ることができず、その場に立ち竦んで迷ってしまうのでした。(どうしたらいいのでしょう…困りました…私はあなたに触れることがとても怖いんです。それは、私の正体が…)う、う〜ん…おなかが……

山奥物語(仮)①

ある山奥の、人里離れた場所に、世離れする程美しい娘がおりました。責任感が強くて優しく気立ての良い娘なのですが、とある事情から人々は恐れ慄いている為、一部の人を除いて近づく者はいなかったのです。 娘が暮らすお家の近所には、広々とした畑があり…